Nichecraft文庫

きれいなお空を眺めていたのに
成島秀和・セリザワケイコ
バカげた天啓が新谷家に降りてきたのは、初夏のことだった。
新谷桂蔵は、ぴんと来た。この丸い地球を負かすための、**が降ってくる。
それもそう遠くないうちに降ってきて、人類は滅亡する。
桂蔵は**に勝つための訓練を始めた。
ほぼ同じ頃、桂蔵の妻である和子もぴんと来て、和子もまた、**に勝つための訓練を始めた。
互いが互いの行為に気づいたとき、ふたりは確信する。
ああ、大丈夫だ。私たちは、永遠に、終わらない。
NSBN-013     
B6版・ 128ページ
2013年6月19日初版発行